鼻風邪を引きやすいかたにおすすめの養生法

新年あけましておめでとうございます

みなさま、どのようなお年を過ごされましたか?

私は実家の大阪で、久々に家族全員が揃い、わいわい賑やかな食べ正月を過ごしました。

甥っ子が4人いるのですが、毎年誰かが風邪をひき移し合う、この時期恒例の行事は今年も行われ、いろんな人がゲホゲホズルズルしている密な環境。

役に立つかも、と持っていった、ダラムシャラのチベット医学の病院で購入した風邪用のお茶が大好評で、お茶汲みOL(古い)のようにお茶を汲んでいたのですが、宮崎に帰った瞬間にまんまと風邪をひきました。

昔は風邪を引いたら副鼻腔炎が長引くタイプでしたが、ヨガやアーユルヴェーダの養生法を行うようにしてからは、病院に行かずに治すことができるようになりました。

今回も1日鼻の奥と頭がズーンと重かったですが、次の日には回復しました◎

この副鼻腔炎が、咳にも影響していたようで(後鼻漏と言って、鼻水が寝ている間などに喉に垂れることが原因で咳になっていると。病院では、抗生物質を最低半年は飲み続けるように、と言われました、、)当時、原因不明の咳が止まらず苦しんでいました。

そして、インドに治療に行くことにしたのですが、アーユルヴェーダの治療よりももしかして聞いたのでは、と思っているのがこの、鼻うがいです。

皆さんが想像する、片鼻に容器を突っ込んで、もう片方の鼻の穴から出すタイプの鼻うがいではなく(それも良いのですが)

口から、鼻に出す鼻うがいが、副鼻腔炎や後鼻漏にとても効きます。

副鼻腔炎や後鼻漏は治すのがとても難しいですよね。手術するものとても大変ですし、手術したけど再発したというのもよく聞く話です。

結局生活習慣病だったりするので、生活習慣(特に食事)を改善しないとよくならないのかな、と思います。

この口から鼻に出すうがい方は、リトリートの朝ルーティンで教えたりしています。

ヨガの浄化法であり、コツを掴むまでが少し難しいので、ちゃんと先生に教えてもらうことをおすすめします。

片方の鼻からもう片方の鼻に出すタイプの鼻うがいは簡単なので、誰でもできると思います。(ただ、それだと口と鼻の間に溜まっている汚い粘液を取り除けないので副鼻腔炎や後鼻漏にはあまり効果がないです。)

もう一つの方法は、ナスヤです。鼻にオイルを垂らして、口から出す方法です。アーユルヴェーダの朝ルーティンや、パンチャカルマの中にも組み込まれています。

これも誰でもできると思います。副鼻腔炎用のオイルもあるので、そういったものを使うと、中に溜まっている粘液を出してくれます。(鼻水いっぱい出てくる)

ヨガもアーユルヴェーダも、感覚器官を綺麗にすることをとても大切にします。

特に鼻は、脳への扉と言われ、ここが綺麗に通っていることが身体にも心にも、思考にも、とても大事だということです。

こういったシンプルなセルフケアを身につけていくと、本当に役に立つし、ちょっとしたことで病院に行かなくてもよくてとても楽です。旅行中にも行えますしその点もすごく便利です。

初っ端から健康のありがたみが身に沁みた2025。

一生物のセルフケアについて、いろんな形でお伝えしていきたいなと思います。

今年もよろしくお願いいたします。

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